
レンズ交換式6x17cmフォーマットの中判パノラマカメラです。
富士フィルムのパノラマカメラというとTX-1や同モデルのハッセルブラッドXPANが有名ですね。
TX-1は出回っている数も比較的多めなので見たことがある方もいるかもしれません。
しかしこのGX617はそれほど出回っていないので非常に珍しいです。
私自身初めて手に取りました。
◆特徴
- 120フィルム 4枚撮/ 220フィルム 8枚撮
‐ フォーマット 6x17 (画面寸法:56x168mm)
‐ 交換レンズ(ユニット式):90mm F5.6、105mm F8、180mm F6.7、300mm F8
‐ 2か所でレリーズ可能。ボディ側はシャッターボタン&レリーズケーブル。レンズ側はレリーズケーブル。
‐ 上記のボディ側レリーズは電磁レリーズ(電池使用)。
‐ レンズ側レリーズで多重露光も可能
◆旧機種との違い
‐ レンズ交換式
‐ フォーカシングスクリーン(別売品)を使用して正確なピント合わせが可能。
GX617は旧機種G617の後継機として1993年に発売されました。
旧機種のG617はレンズ固定式でした。
GX617はヘリコイドや電磁レリーズ機構を搭載したユニット式のレンズ交換システムを採用しています。
またレンズに合わせてファインダーが用意されており、交換可能です。
90mm、105mmには別売のセンターフィルター(2段分の補正)が用意されており、周辺光量落ちに配慮した撮影も可能です。
617フォーマットは35mm換算では約0.24倍となりますので、105mmでは25.2mm相当となります。
もちろんパノラマなのでずいぶん違って見えますが…
横サイズは大判の4x5を上回るサイズです。
そのこともありイメージサークルの大きい大判レンズを使用しています。
このカメラで撮った風景写真は本当に素晴らしいです。
ボディ側シャッターボタンやストラップホールもあり、手持ちにも配慮されているようですね。
大判並のフォーマットでこのサイズ感は確かにコンパクトかもしれません。
出来る方はストリートスナップもこれでいけちゃいます。
もちろん私は手持ちで撮ろうとは一切思いませんが…(笑)
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